毎日暑い日が続いていますね。児童センターのひまわりもあまりの暑さに元気がなくなってしまいました。一番先に咲いたひまわりの花びらは茶色に変色し,しわしわになってしまいましたが,中央の部分が少しずつ膨らんできたようです。よく見ると小さな種がびっしり。9月には大きな種がいっぱい取れることでしょう。
今日は「ざんねんな生き物」を紹介します。
皆さんはくじゃく(孔雀)を見たことがありますか?
オスは大きく鮮やかな飾り羽を持ち、その羽を開くと扇形になりとってもきれいです。最も有名なのは羽があい色(藍色)のインドクジャクです。
このとってもきれいなくじゃくですが,とてもざんねんな生き物なのです。
この長く美しい羽をもつのはオスで,メスの羽は地味な茶色で長くもありません。
オスの羽がとってもきれいなのはメスに気に入られるためで,それ以外は役に立ちません。動きにくく,空を飛ぶのにも邪魔になります。羽を広げているときに強めの風が吹くと転んでしまうそうです。そのうえ,オスの鳴き声は「イヤ~ンイヤ~ン」と聞こえてしまうみたい。
とてもきれいなくじゃくですが,メスのためにがんばっているのになんだか笑える生き物でした。