オスは大きく鮮やかな飾り羽を持ち、その羽を開くと扇形になりとってもきれいです。最も有名なのは羽があい色(藍色)のインドクジャクです。

このとってもきれいなくじゃくですが,とてもざんねんな生き物なのです。

この長く美しい羽をもつのはオスで,メスの羽は地味な茶色で長くもありません。

オスの羽がとってもきれいなのはメスに気に入られるためで,それ以外は役に立ちません。動きにくく,空を飛ぶのにも邪魔になります。羽を広げているときに強めの風が吹くと転んでしまうそうです。そのうえ,オスの鳴き声は「イヤ~ンイヤ~ン」と聞こえてしまうみたい。

とてもきれいなくじゃくですが,メスのためにがんばっているのになんだか笑える生き物でした。